2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

さよなら吾輩

出会いがあれば、別れもある。昨晩、新同屋と挨拶をしたばかりなのに、今日は猫の吾輩がこの部屋を旅立って行きました。金黄の引っ越し後、かなりごたごたしたものの、恐らくこれがみんなにとって一番良い方法だったはず。春節の時などは、自分の下手な中国…

アニメ

時々クリスに、「今、流行ってる日本のアニメって何?」と聞かれる。高校時代までならともかく、大学に入ってからアニメを見なくなった自分は、その質問をされるといつも困ってしまう。わかりそうなのに、わからないのがもどかしい。誰かご存知の方、今、日…

購入

今日は、授業後書店に行き、以下の本を購入。 王仲犖『北周地理志(上)(下)』(中華書局、2007年11月、A5判、85元) ずっと欲しかった本がようやく手に入った。これは王仲犖著作集のうちの1冊。著作集の中には、この他にも『北周六典』(以前に購入済み)…

新同屋

昨晩、クリスと食事に行く時、金黄と遇い新同屋を紹介された。その後、1日近く顔を合わさなかったのだが、クリスと買い物から戻ると、ほぼ同時に新同屋も帰ってきたので、取りあえず3人で自己紹介。 彼は18歳で、名前は未だ不明。今年から6年武漢大学で学ぶ…

中国の歴史教育

久しぶりにクリスと散歩をしている時に、クリスが「歴史って頭のわるい奴がやる学問だよね」とか「古いこと学んで何になるんだ」と言ってきた。色々言い返したかったが、我慢して話を聞いていると、中国では、「歴史=記憶すること」と思われているらしい(…

カルチャーショック

今日から、本格的に史料購読の授業が開始。日本では、2つの大学(10人ほどの先生)の史料購読を受けてきたが、どのやり方とも違い戸惑うばかり。 史料購読が全て中国語で行われるのは勿論だが、まず冒頭の文章(晋代までの皇后の変遷)や詩などを読まないこ…

ジュリアン誕生日会&横山送別会

授業から戻りホッとしていると、日本人同学のKさんから、フランス人の横山(勝手に命名・理由はわかる人にはわかる)が明日からカンボジアに行ってしまうとの連絡をもらう。彼とは新同学旅行で仲良くなり、その後も顔を合わせる度に、日本語で挨拶をしあう仲…

別れ

珍しく金黄が朝から活動しているので、話をしに行くと、今日引っ越しをするとのこと。今月の27日に引っ越すと聞いていたので、突然の話にびっくり。 部屋の掃除もお昼過ぎには終わり、金黄は新居へ旅立っていった。結局、クリスもアキムも金黄の引っ越しには…

購入

金黄も居なくなったので、1人で近くの食堂まで夕飯を食べに行き、その帰りに食堂の横にある書店で以下の本を購入。 陳俊強『皇権的另一面―北朝隋唐恩赦制度研究』(北京大学出版社、2007年8月、32元) この本は、以前上海の書店で見かけたのだが、買い忘れて…

購入

午前と午後の授業の合間に、近くの書店まで行き、池田温著・龔澤銑訳『中國古代籍帳研究』(中華書局、2007年5月、B5判、96元)を購入。 以前、調べものをしていた時に、この本(もちろん原書)をせっせとコピーしたことを思い出す。原書はいくつか古本屋に…

難しい…

最近、目覚めが良くない、疲れが取れていないのだろうか?今日も目覚めが悪く、2コマ目にある専業課を休もうかという考えが頭を過りまくっていると、友人K氏からのメールが届く。メールにあったK氏の頑張りを見て、自分も頑張らねばと考え直し、やはり授業に…

元霄節

今日は旧正月からちょうど半月にあたる元霄節。宿舎の中に居ても、十分すぎるほど花火の音が聞こえる。猫の我輩は、怯えて自分の洋服ダンスに引きこもって出てこない(今日だけは許そう)。 先ほど、買い物に行ったら、大学の中でも中国人が打ち上げ花火をあ…

きょうのできごと

今日は朝から大忙し。まず朝一で図書館に行き、ヘーゲル『ヘーゲル全集〈9a〉法の哲学 上巻』・『ヘーゲル全集〈9b〉法の哲学 下』と、『晋書』4(中華書局、標点本)を借りる。前者は、一度読んだことがあるのだが、論文で用いた概念を改めて確認したかった…

難しい文章

最近、ある本を読み始めたのだが、文章が難解で読みにくい。もちろん、専門的な話をしているので、用語や内容が難解なのは理解できるのだが、この本の場合、文章だけで、専門外の読者の多くは挫折してしまうのではなかろうか。 宮崎市定は、「パリからの手紙…

専業デビュー

月曜日から後期の授業が始まったが、今日から専業(チュアンイエ、専門)の授業が始まった。前期は中国語に専念するため専業の授業には出ていなかったが(というより、全く中国語がわからないので、専業の授業に出られなかった)、後期からは積極的に出たい…

クリストフ・コッホ『意識の探求―神経科学からのアプローチ (下)』ほか

今日から、後期の授業が始まった。後期からは専門の授業にも参加させて貰うつもりなので、午前中は専門の時間割を確認をしに歴史学院へ。出たい授業はいくつもあるのだが、己の中国語力と相談しながら決めなくてはならないのが悩ましい。午後からは漢語班の…

武当山旅行記②(2008年1月17日前篇)

ガサガサする音で目を覚ますと、昨晩倒れこんでいたはずのクリスがPCを出してゲームをしている。「大丈夫?」と聞くと、ケロッとした顔で「何が?」と逆に質問を返してくる。それを見て「心配して損した」と思う一方で、これで問題なく登山できると安心もし…

吾輩の1日

最近午後に出かけるぐらいなので、猫の吾輩と一緒にいることが多い。吾輩の1日がどのように始まるのかはわからないが、大体5時半頃、自分は吾輩の抗議の声で目を覚ますことになる。さすがに寝る時は部屋の外に出しているので、部屋の扉を開けろと騒ぐのだ。…

うまくいかない…

今日は目覚めからして良くなかったが、何もかもがうまくいかない1日だった。 まず、最近始めたルーティーンワークをする気が起きずに途中で断念。午後から借りた本のコピーをしに行くがお店が閉っており、ついでに欲しい物があったので超市(チャオシ―、スー…

購入

久しぶりに、本を買う。購入した本は以下の通り。 樂史撰『太平寰宇記』1〜9(中華書局、2007年11月、A5判、380元) 劉淇著、章錫琛校注『助字辨略』(中華書局、2004年7月、A5判、22元) 『太平寰宇記』は古書店などで探して来たが、今まで見つからなかった…

越南珈琲(ベトナムコーヒー)

最近のマイブームは、越南珈琲(ユエナンカーフェイ、ベトナムコーヒー)。 越南珈琲自体は、以前から金黄が作っていたのを、ご相伴に預かっていたのだが、先日ベトナムから送られてきたもの(右の写真)は香り・味ともに申し分ない。荷物が届いた時から、金…

野家啓一『物語の哲学―柳田国男と歴史の発見』

野家啓一『物語の哲学―柳田国男と歴史の発見』を、ようやく読了。相変わらず、流行に疎いな… この本のテーマは、「物語る」ことそのものである。歴史学に関して言えば、「始め」と「終わり」を設定することによって歴史過程を俯瞰する立場(「歴史のマクロロ…

犬神家の一族

久しぶりに電脳城に行き「犬神家の一族」のDVDを購入し帰宅してみると、市川崑監督の訃報を目にした。単なる偶然だが、ちょっとした縁を感じないでもない。 犬神家の一族 通常版 [DVD]出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2007/07/06メディア: D…

野家啓一『物語の哲学―柳田国男と歴史の発見』・クリストフ・コッホ『意識の探求―神経科学からのアプローチ (上)』

昨日から図書館業務が再開したので、論文を読むのに疲れた頭を休める為の本を探しに図書館へ。確か春節の休み前に行って以来なので、3週間ぶりだろうか。久しぶりに歩く図書館までの道は、ほとんど雪も溶けており、底の磨り減った靴でも十分だった。 今日借…

眠い…

寝ている猫を見ていると、こちらまで眠くなるのは何故だろう?

今日はカレー曜日

今日は奮発して、Iさんが日本から持って来てくれたカレーを食べることに。 学部生の頃、お金がなくて年末年始をレトルトのカレーだけで過ごしたほど大好きなカレーが、中国ではほとんど食べられていなかったので、感動のあまりレトルトを裂く指が震えた。い…

武当山旅行記①(2008年1月16日)

出発日になって、降り続いていた雪も止んで一安心。ただ足元が凍結しているので、キャリーケースを引いているクリスは宿舎前から大門口までの間に、何度も転びそうになっていた。大門口でクリスの友達、施遠(シーユエン)と陳俊翔(チェンジュンシャン)と…

スラムダンク

武当山に行った時のこと、クリスの友達が色々してくれた質問の中に、「桜木花道って知ってる?」というのがあった。スラムダンクがジャンプで掲載され始めたのも、アニメが開始したのも、確か中学・高校の頃なので、言われてみれば、ずっと読んで(見て)い…

3ヶ日

大みそか・春節と大いに盛り上がったのだが、その後の2日間は金黄と2人して寝倒してしまった。 そんな中、久しぶりに論文を読み始めている。長らく遠ざかっていたので、読むと面白いし自分の考えに欠けている問題点を発見するのだが、それをどう活かせば良い…

春節(2月7〜8日)

今朝がたの白酒が効いてか、ほとんど眠れないまま起床。今晩は各国の料理を持ち寄るとの趣向なので、昼から日本人同学のKさんと群光広場まで買出しに行くことに。それにしてもさすが春節当日、群光広場に行くまで、軒並みお店が閉っている。日本だと、正月で…