病院

お岩さんとこれ以上連れ添うのが嫌なので、クリスの付き添いで武漢大学の付属病院に向かう。


幼い頃から病院に行き慣れている自分は、さして病院に恐怖感などは持っていないのだが、中国の病院となると話は別である。わからない点が多すぎて、スリル満点。症状が眼なので、恐怖感倍増である。


到着すると、まず行く科のチケット(自分なら眼科)とカルテを購入(合わせて1元5角(30円弱))。そこに氏名・性別・年齢・過去の薬に対するアレルギーを書き込んで、行く科の前に置き、あとはひたすら待つだけ。


さて、自分の症状についてであるが、どうやら、今回は赤く腫れたので驚いたが、ものもらいのようである。それも急に寒くなり、周りが乾燥したために発症したとのこと。目薬を処方してもらい、帰宅。
ただ驚いたのが、自分が以前買った目薬が11元(200円弱)だったのに対し、今回の治療費は2元5角(50円弱)。ほとんど治療らしきものが行われなかったとはいえ、薬より病院の方が安いとは…クリスによれば、国立大学の付属病院のため、政府から某かの助成金が出るらしい。

なんにせよ、貴重な体験でした。