高校時代の先生の言葉には、高校卒業後ようやく実感(納得)できたものが多い。
「男は(男子校だったので)自分の顔に責任をもたなくてはいけない」というのも、その一つである。


先日飲み会の席で、20歳の子(日本人)に「同じくらいだと思っていました」と言われた。どうやら自分は童顔らしく、留学後、20歳前後の日本人に同じようなことを言われる機会が増えている。別に童顔であることにコンプックスを抱いていないし、妹もよく実年齢より下に見られるようで、この顔は家系的なものだとも思っている。
しかしながら、上述の言葉の意味を考えた時、そうとばかりも言っていられない。


実年齢より若く見られる時、自分はいつも「苦労していないので」と答えることにしている。これはただの常套句などではなく、「30歳になっても学生をしていて、社会に出て働いていないので、こんな幼い顔をしている」と、実際思っているのだ。30歳の顔に見えないのには、それなりの理由がある。自分の場合、一番大きな理由が学生であることだと思っている。


無論、学生でも社会人以上に苦労している人もいれば、働いていても実年齢よりかなり若く見られる人もいるだろう。
だから、早く社会人になって「そういう家系ですから」と答えられるようになりたい、そう思っている。


追記.
ちなみに外国人(アジア圏の人々も含む)から見ると、日本人は実年齢よりおよそ5歳ほど若く見えるとのこと。