アリストテレス『形而上学』・二宮宏之ほか編『歴史を問う4 歴史はいかに書かれるか』

先日、年末に図書館まで本を返しに行くのが面倒だと書いたものの、結局、正月2日から図書館へ赴く。日本の所属大学は休日はもちろんのこと、土曜日も閉まっているので、その点では武漢大学の図書館の方が使い勝手が良い。


今日は、まだ読み終えていない(本当に読み終えられるのだろうか?)『アリストテレス全集12 形而上学』と『歴史を問う〈4〉歴史はいかに書かれるか』を借りる。

歴史を問う〈4〉歴史はいかに書かれるか

歴史を問う〈4〉歴史はいかに書かれるか


後者は、所属大学の研究室にシリーズで置いてあったのだが、この巻を含む数冊が抜けていたので、まだ読んでいなかった。また、昨年からようやく、書くこと・読むことなどの問題にも関心を持ち始めたので、今回は特に「歴史はいかに書かれるか」とのサブタイトルが付されたこの巻を選択。帰宅後、さっそく読み始め、本日は以下の3つを読了。
 二宮宏之「歴史の作法」
 福井憲彦「テクストとプラティークの間―あるいは史料・現実・想像力」
 工藤光一「記録なき個人の歴史を書く―アラン・コルバンの試みが意味するもの」


また、『一般言語学講義』も借りようとしたが、貸し出し用のバーコードが貼っていないとの理由で、借りられなかった。

一般言語学講義

一般言語学講義


日本では、その場でバーコードを貼って貸してくれることを思えば、日本の図書館と比べて使いやすさは一長一短か。それにしても、この本は自分が帰国するまでにバーコードを貼って貰えるのだろうか?