お正月気分

今年2008年が始まって、早ひと月が経過しようとしているが、なぜかお正月っぽい出来事が2つ。

野菜を買いに東湖新村の市場まで行く途中、たまたま日本人留学生2人と遭遇。彼らはあと一週間ほどで帰国の途につくため、色々な手続きをしているところだったそうな。そこでしばらく話し込んでいると、突然1人が2008年になって初めて遇ったということで、新年の挨拶をしてくれた。学部生のころはほとんど授業に出ていなかったので、よく死亡説が流れていたらしいが、ここでも大部分の日本人とはほとんど会うことがないため、こういうことも起きるのだろうな。

挨拶も一通り終わり、再び歩を進めようとすると、今度は別の1人が自分に年賀状が届いていたことを教えてくれた。武漢大学の留学生宿舎は、小包やEMSなどは届いた際には、ホワイトボードに名前を書いてくれるのでわかりやすいのだが、手紙などは基本的に自分で来ているか否かを確認しなくてはならない。日本に居た頃から、ほとんど手紙(年賀状を含む)を受け取ることのなかった自分に、年賀状が来ているなど思いもしなかったため、ほぼひと月近く放置されていたらしい。急いで見に行くと、父親からの年賀状。自分が大学に入ってから毎年年賀状を送ってくれていたが、まさか中国にまで年賀状を出してくれるとは。筆まめな父親に感心するとともに、また電話をしようかななどと考えてしまいました。

そんなこんなで、少しだけお正月気分を味わった一日でした。


追記.
ほとんど上の話とは関係ないが、中国人男子大学生はおよそ1週間に1度ぐらいの割合(人によっては、毎日)で、家に電話をいれるらしい。自分が下宿していた頃は、3・4か月に1度連絡をいれれば良い方だったので、雲泥の差を感じる。こちらに来て、多くの学生が家族の写真を持っていることにも驚いたし、もう少し家族とのコミュニケーションをとってみようと、最近になって考えるようになった。