ジュリアン誕生日会&横山送別会

sasuke_pasya2008-02-25


授業から戻りホッとしていると、日本人同学のKさんから、フランス人の横山(勝手に命名・理由はわかる人にはわかる)が明日からカンボジアに行ってしまうとの連絡をもらう。彼とは新同学旅行で仲良くなり、その後も顔を合わせる度に、日本語で挨拶をしあう仲だった。卓球場にいるとのことだったので、着のみ着のままで挨拶に行くと、流れでそのままご飯を食べに行くことに。


会費200元とのことだったので、どんな所かと楽しみにしていると、着いたのは武漢にあるとは思えない(笑)立派なホテル(名前は忘れたが、きっと星付きのホテルだろう)。食事はビュッフェ形式で、刺身・寿司・お肉・魚・タコスなど普段は食べられないような物がズラリと並ぶ。冷静な他の日本人をよそに、自分の心の中(恐らく表情も)は大興奮。こんなに多くの種類の物を一度に食べるのは、いつぶりだろうか…お皿に盛りきらない程の料理を載せ、さっそく舌づつみをうち始める。食べれば食べるほど膨れていくお腹が恨めしいが、今日は自分の限界に挑戦とばかり、あらゆる料理をお腹におさめることに専念。この集中力があれば、中国語の習得もそう遠くはないはず…そうこうしていると、周りの人がガサガサと鞄の中から思い思いに包みなどを出し始める。きっと、明日旅立つ横山にプレゼントを渡すのだろうと思っていると、さにあらず。今日は元同学のフランス人ジュリアンの誕生日だったのだ!お金すら持たずにやってきた自分が、そのような事実を知る訳もなく、この場は自分ができること、つまり心を込めた拍手を送ることに終始する。この後、戦いの場は食事からデザートへと移り、女性を中心に激しい戦いを演じた我々は(中にはやられた人も居たが)、中国人に外国人のすごさ?を見せつけることに成功した。ちなみに、ここの料金は1人150元強で、参加者は20人あまり。お金のことは心配しなくても良いと、ジュリアンに言われていたが、終盤が近づくにつれ心配になってくる。ここで登場したのが、フランス人のボス(勝手に命名、横山のいとこ・写真の中から探してみよう!)。その外見もかなりの太っ腹だが、支払方法も太っ腹。1人で全員分の料金(恐らく、ホテルまでのタクシー代も)を現金払いしていた。


その後、2次会のカラオケに向かう。初めは、大人しかったヨーロッパの方々(横山・ボス・ジュリアンを除く)も次第にカラオケに慣れてきたのか、途中からノリノリ(死後)で、ちょっとしたクラブに大変身。中国に来て思ったのだが、ヨーロッパやアフリカ、インドの人たちは、体の中にリズムを表現する能力が備わっているらしい。日本人、少なくとも自分は、踊れないと思うから、こういう時すごく恥ずかしかったりするんだよね。とは言え、この時ばかりは、思いっきり体を動かしていましたが(笑)そして、少し古めでスタンダードな英語の曲(特にダンスミュージック)を覚えておけば、欧米の人たちと交流する時に役立つみたい。知らない人相手でも、訳のわからないまま歌って踊っていたら、妙な一体感が生まれたりするもんね。


カラオケが終わったところで、他の国の人たちとはお別れ。結局最後まで、横山の本名知らなかったな…ここからは、日本人老同学のK君の家で、飲んだり、しゃべったりしながら、いつまで起きていられるかの耐久レース(またの名を3次会)。朝9時を過ぎたところで、残ったメンバーで熱干面を食べてお開き。久しぶりに、30時間近く起きていた。この夜に1人寂しくクリスが帰って来ていたことなど、知る由もなく…