本だらけ

今日はほぼひと月振りに、午後の授業があった。この授業、2月末から始まったにも関わらず、色々と重なりまだ片手で数えられるほどしか行われていない。そんな久しぶりの授業で、思いがけず先生から著書をいただき恐縮する。


授業後は、閉館間際の図書館に駆け込み、以下の本を借りてくる。水野祥子『イギリス帝国からみる環境史―インド支配と森林保護 (岩波アカデミック叢書)』、福井憲彦歴史学入門 (岩波テキストブックスα)』、倉田喜弘『芝居小屋と寄席の近代―「遊芸」から「文化」へ

歴史学入門 (岩波テキストブックスα)

歴史学入門 (岩波テキストブックスα)

芝居小屋と寄席の近代―「遊芸」から「文化」へ

芝居小屋と寄席の近代―「遊芸」から「文化」へ

水野祥子『イギリス帝国からみる環境史―インド支配と森林保護 (岩波アカデミック叢書)』は、以前も書いたが、所属大学で行われる今年度の大会テーマが「環境」とのことなので、借りてみた。ところで、「環境史」という括りがよくわかっていないのは、自分だけなのだろうか。福井憲彦歴史学入門 (岩波テキストブックスα)』は、その名前で借りてみた。この手の本は、大学入学後それなりに読んでいるつもりだが、読めば読むほどわからない点が増え、疑問が深まっていく。それでも、己の中できちんとしたものがあれば良いのだが、未だそのようなものは見つけられていないのが情けない。最後の倉田喜弘『芝居小屋と寄席の近代―「遊芸」から「文化」へ』は、完全な趣味。考えてみれば、落語が好きにもかかわらず、まだ一度も寄席や芝居小屋に足を運んでいない。Iさんの影響で、以前は全く興味がなかった落語以外の古典芸能にも興味が出てきたので、留学を終えて帰国した際には、是非とも行ってみたい。