レーニン『レーニン哲学ノート〈上巻〉 (岩波文庫)』ほか

武漢に戻ってから、初めての図書館。旅行に発つ当日に本を借りて来た理由は、旅行には必ず本を携帯するにもかかわらず、戻ってくると決まって活字中毒の禁断症状に襲われるからだ。


今回借りたのは、レーニンレーニン哲学ノート〈上巻〉 (岩波文庫)』『レーニン哲学ノート〈下巻〉 (岩波文庫)』、マルク・ブロック『新版 歴史のための弁明 ― 歴史家の仕事』、レイモンド・ゴイス『公と私の系譜学』、南川高志『海のかなたのローマ帝国―古代ローマとブリテン島 (世界歴史選書)』の計5冊。

普段、西洋史の本を全くと言って良いほど読まない自分が(英語は言うに及ばず、片仮名も苦手。更に固有名詞の長さに頭がついていかない…)今回南川氏の本を手に取ったのは、ある先輩の「西洋史の研究はとても参考になる」というアドバイスを思い出したので。西洋史=未踏の分野ということで、どこから手をつけて良いかわからない中、以前研究室の人間が書評を書いていたこと、初めて読むのにちょうど良さげな厚さだったことが決め手となった。取りあえず、これを読んで西洋史アレルギーの免疫を作ることにしよう。

いつもはめちゃくちゃな本の読み方をしているのに、苦手な分野の本を読む時だけは、なるべく自分の研究と関係あるものをと思いがち。余裕がない証拠だな、これは。


レーニン哲学ノート〈上巻〉 (岩波文庫)

レーニン哲学ノート〈上巻〉 (岩波文庫)

レーニン哲学ノート〈下巻〉 (岩波文庫)

レーニン哲学ノート〈下巻〉 (岩波文庫)

新版 歴史のための弁明 ― 歴史家の仕事

新版 歴史のための弁明 ― 歴史家の仕事

公と私の系譜学

公と私の系譜学

海のかなたのローマ帝国―古代ローマとブリテン島 (世界歴史選書)

海のかなたのローマ帝国―古代ローマとブリテン島 (世界歴史選書)