静かな一日

今日も武漢は雨空。雨空のせいか、昨日のハロウィンパーティの影響か、今日の留学宿舎は全体的にひっそりしている(一日中携帯が鳴らなかったのも、そう思わせる原因なのかもしれない)。


ここのところ、週末には必ず何か用があったので、今日はゆっくりと部屋で過ごすことにする。机に向かいながら調べ物をするものの、容易に途切れる集中力を補うために、たびたび机を離れて昨日老同に借りた『冷静と情熱のあいだ』を手に取る(辻仁成江國香織、ともに普段ならまず手にしない作家だ)。音楽を聞きながら、コーヒー片手に本を読む、日本ではなかなかできなかった贅沢な時間の使い方。ただこうすると、なかなか机に戻れなくなるのが唯一の難点。


追記.
大学に入ったばかりの頃、週末にFMラジオを聞きながら、洗濯物を干す時間がとても贅沢なものだと思っていた。何故そう思っていたのだろうか、今となっては思い出せない。