ただ、君を愛してる

武当山から帰ってきたばかりだが、急に映画を見たくなって、みぞれ降る中を近くのお店まで行ってきた。この店はまたもや同学のKさんに教えてもらったのだが、日本の作品もそれなりに揃っている。試みに、老板(ラオバン・店主)に顧客層を聞いてみると、日本の映画を購入するのは圧倒的に日本人で、あとは古い映画を少数の中国人が購入するらしい。

さて、気分屋なのは昔からだが、今回は無性に感動してみたくなって(こういう病気?が時々やってくる)、以前友人のK氏が2006年最高の1本に推していた「ただ、君を愛してる」を購入して、さっそく見てみてみた。
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内容は、ありがちな不治の病と恋愛を結びつけたものだが、感動したい心づもりがあったからなのか(それでも、以前同様の病がやってきた時に観た「世界の中心で、愛をさけぶ」では感動できなかったので、他の要素があるのだろう)、部屋の中で1人大いに感動。映画を見てこんなに感動したのは、小学生の時に見た「忠犬ハチ公」以来かも。
以前、Iさんが述べていた、「人が亡くなって悲しいのは当たり前だから、人を感動させる(泣かす)なら、それ以外の要素でクリエーターは勝負すべき」という意見には大賛成だが、今回のように泣きたい時や感動したい時には、そういう映画などを見るのが、もしかしたら手っ取り早い方法なのかもしれない。

ただ、購入したDVDは途中から映像が飛びまくり、結局最後はネットで見る羽目になってしまった。明日またお店に行って交換してもらおう。


追記(2008・1・21)
本日DVDを購入したお店に行ったものの、同じ作品がなかったため、仕方なく別の作品と交換。その後、他のお店にも足を伸ばしたが、やはり見つからず。比較的新しい映画なので、そのうち見つかるとは思うのだが、手に入らないとわかると無性に欲しくなる、難儀な性格だ。