武漢旅行記③(2007年12月27日)

sasuke_pasya2008-01-20

とうとう今日はIさんが帰国する日。これまでの一週間が楽しすぎただけに、これからの自分が無気力症候群に陥らないか心配。


この日は飛行機の時間もあるので、早めに起床。Iさんが帰国の準備をする中、Iさんの希望で自分はホテル前のイスラム系のお店にて、刀削面と焼きそばを購入し、ホテルまでテイクアウト。手早く食べた後、ホテルでチェックアウトを済まし(ちなみにこのホテルのフロントでは、チェックイン・チェックアウトは通じなかった)、ホテル前でタクシーを拾うことにする。すでに時間はお昼前、中国のタクシーはご飯を食べるという理由で、乗車を断ることもしばしばなので、少しあせる。ようやく捕まえた運転手に、「天河空港まで行きたいんだけど」と告げると、「飛行場?(マジか?のニュアンスが含まれていた)」という反応だったので無理かと思ったのだが、乗せてもらえることに。この運転手も以前の運転手と同じく、寡黙でずっと沈黙を通していたのだが、下車する時に、「ありがとう師傅(シーフ、ここでは運転手の義)」と言うと、何故かはにかみながら「不客気(プクーチ、どういたしまして)」と答えてくれた。


飛行場に到着して、まず飛行機のチケットを受け取り、その後は珈琲を飲みながら搭乗時間を待つことに。旅の終わりはいつも突然やって来て、寂しい気分にさせられるものである。Iさんの搭乗を見送った後、今回も何かが欠けた気分になりながら、飛行場を後にしたのだった。(完)