岸本美緒編『岩波講座 「帝国」日本の学知〈第3巻〉東洋学の磁場』

木曜日は9時50分から授業があるので、それまでに図書館へ行って岸本美緒編『岩波講座 「帝国」日本の学知〈第3巻〉東洋学の磁場』を借りる。

岩波講座 「帝国」日本の学知〈第3巻〉東洋学の磁場

岩波講座 「帝国」日本の学知〈第3巻〉東洋学の磁場

これでも東洋学の末端には位置していると思っているので(勘違いかもしれないが)、東洋学が生じた背景などを知りたくて借りてみた(以前に何冊か、東洋学の黎明期や草創期の研究者についての研究は読んだが、今回は「帝国」日本というくくりの中で、どうとらえるのかについて興味がある)。大学に入る際、高校の先生から「どうせ歴史をやるなら、中国史の枠に閉じこもらず、アジア史の視野を持って研究をしろ」とアドバイスをもらったのだが、未だアジア史はおろか、中国史もおぼつかない状況である。


その後、今まで知らなかった図書館の穴場(大袈裟!)を見つけ、気分を良くして授業に向かったのだが、今日は先生に用事があって休講。とは言うものの、その先生は隣の資料室でしっかり調べものをしていた。日本ではなかなか見かけない光景だなと思った次第。