快晴

余りに天気が良かったので、散歩がてら図書館に行ってきた。今日は半袖でも少し歩くと暑いぐらいの陽気。


図書館に着くと、門の前にある木陰で、学生や明らかにそうでなさそうな人達が、思い思いに青空市を開いている。売っているのは、恐らく自分が使っていたと思われる教科書や服、またはどこぞで購入した思われる文房具などである。武漢で大規模なフリマをまだ見たことはないが、このような青空市は、どこでも目にすることができる。


今日借りたのは、史料講読で使う『晋書』とE.W.サイード人文学と批評の使命―デモクラシーのために』。前者は、中国に持って来ていないため、図書館で借りているのだが、1ヶ月しか借りられないので、毎回返しに行くのがやや面倒(これで、3度目)。後者は、人文学の使命という表題に惹かれて借りてみた。

人文学と批評の使命―デモクラシーのために

人文学と批評の使命―デモクラシーのために

自覚はあまりないのだが、自分の専攻からすると、自分の読書範囲はやや「変わっている」らしい。ただ、最近自分の興味が拡散していることについて、色々考えてみたりもする。この読書が、自分の専攻する研究の中で顕示されることは恐らくない。では、なぜ読んだ本がすぐに影響するような研究分野を専攻しなかったのか?自分の目指すところは一体どこなのか?青臭い疑問だと思うものの、なぜか頭から離れない…