マクドナルド

マクドナルドは、時にアメリカ「帝国」の象徴と目されることもある。
これまで、日本のマクドナルドにしか足を踏み入れたことがなかったのだが、先日、はじめて中国のマクドナルドに行ってきた。


外観・内装・店員さんの服装などは、それほど日本のものと変わらない。しかしながら当然異なる点もある。最も異なると感じたのは、食事後のトレーに関する点である。


食事後、武漢ではトレーをそのままにして、店を立ち去る。同席した人によると、ここではトレー回収を自らの仕事とする人がいるため、自分でトレーを片づけてはいけない(と言うより、その人たちの仕事を奪うことを意味する)らしい。
但し、武漢で路上にゴミを捨てる人がいるのは、それを回収する人の仕事をなくさないためだという話を、以前に聞いたこともあるので、これは、中国というより、武漢マクドナルドだけで見られる現象かもしれない。


世界中で同じシステムをしきながらも、地方や国で行われている制度をうまく取り込んでいる点が、「帝国」たる所以なのだろう。
それでは、日本のマクドナルドが取り込んだ日本の制度は一体何なのだろうか。もしかして、スマイル0円?