我が家の清明節

sasuke_pasya2008-04-04

今日4月4日は二十四節気の1つで、清明節という祝日。一般的には、お墓参り並びに墓の掃除(掃墓、サオムー)をする日で、映画などで時々目にするお札を焼くという習慣はこの日に行われる(但し、最近は政府の取り締まりが徐々に強化されているらしい)。


しかしながら、留学生の自分には全く関係がないので、朝から珍しく机に向かっていると、突然ドアをノックする音が…開けてみるとクリスが、「一緒に掃除をするぞ!」と珍しくやる気を見せて待ち構えていた。どうやら、クリスは最近の共同スペースの汚れが耐えられなかったらしい(ちなみにクリスの部屋は、この部屋の中で一番汚い)。仕方なく、クリスの音頭の下、たった2人での大掃除が始まった。


特に汚かったのは、厨房(チューファン)。金黄が引っ越す前は、ずっとここで料理が作られていたので、そこかしこが油まみれで、置いた物が油で引っ付く始末。洗衣粉(シーイーフェン、洗剤)を使い、床とテーブル?を磨くこと2時間弱、驚くほどピカピカに変貌した厨房が我々の目の前に現れた。思えば、中国に来た翌日、金黄と2人でして以来、掃除をしていなかったのだから、当然と言えば当然だが、その変貌ぶりはすごかった。今の住人はほとんど自炊をしないので、この姿が長らく保ち続けられると思うのは淡い幻想だろうか…