新彊旅行

今晩、新彊に向けて武漢を出発。取りあえず、電車で1日半を過ごし、トルファンに到着するのが日曜日の午後。色々問題が出てきそうな予感がするものの、せっかくなので精一杯楽しまないと。
ところで、新彊は欧米系の人には思うところがあるらしく(オリエンタリズム?)、旅行の話をするととても羨ましがられる(ただ、行きたいけど行きにくいと思っているのかもしれないけど)。一方、何人かの中国人には(全てではない)よく気をつけるようにアドバイスされた。両者の新彊に対するイメージの差はなかなか興味深いなと思う。


ちなみに、同日我が中級班はクラス旅行のため襄樊に向かう。その旅行について学生に告げられたのが出発の2日前(先生も同じ日に聞いたらしい)、バンゴンシーのセッティングのバタバタ具合にも学生は慣れたもので、急な話に不平を漏らす人は居なかった。今回は北朝鮮の学生も何人か参加するらしいし、色々なクラスメイトからなんで参加しないのかと聞かれたこともあって(こういうイベントには真っ先に参加すると思ってるんだろうな。ある人からはわざわざ電話がかかってきたし)、本当は行きたいんだけどね。残念。。。


そろそろ行く準備しないと、時間がない。

予定

留学生活は非日常の連続だけれど、それもある程度の期間を過ぎると日常になってしまう。そんな中久しぶりに非日常な予定が目白押し?。これが全て終わったらすぐ帰国。


今週末から10日程:新彊へ旅行
5月10日から2週間ほど:一時帰国
6月中:研究報告


目下の問題は、研究報告をどうこなすかです(準備はレジュメだけで良いと言われたのですが、それが大きな問題)。

思い出したこと

ある本の月報だったかコラムだったかに、


ある学生が誰かの論文をまとめた時に、先生から論文のまとめはよく出来ている。しかし、自分が知っている著者はこういう人ではないと思うんだが、この差をどう思うのか?と聞かれた


という話(記憶が曖昧なので間違っているかも)が載っていたことをふと思い出した。その後に、この学生だった人が自分なりにこの問いへの結論を出していたような気もするのだが、全く思い出せない。最近歴史記述に関する本ばかり読んでるからこんなこと思い出したんだろうな。

補修

日本に居た頃古書店で購入した本(1962年出版、手許に届いた時には何とか背表紙が残っている状態だった)の背表紙が取れて使えなくなってしまったので、昨日行きつけのコピー屋で補修してもらった。雅な方法とは言いがたいが(以前先生が使った際には、薄紙で補強して返してくれた。そんな補修方法があるんだと思ったな)、また使える様になったので一安心(補修費5元也)。
更にこの本(少なくとも後記)、実はこの大学で書かれたもので、執筆した場所と補修した場所が図らずも一致することになった。結構珍しいことだと思うけど、だから何だという気もする。。。